仲間の成長が、自分の原動力

店舗の教育担当として、これまでに約350人のアルバイトさんの育成に携わってきました。教えた方たちが入社した時に、「覚えてますか?柳澤さんに昔、教えてもらったんですよ」と声をかけてもらえたときは、本当に嬉しかったですね。他にも、エリアマネージャーは店舗の運営を確認するために、日々視察に行くのですが、「もっと教えてください」と言ってもらえること、ひとと関われることがわたしの原動力なのだと改めて感じます。

店長からエリアマネージャーへ。楽しみの幅がさらに広がることを実感。

エリアマネージャーは、店長に想いや考えを伝えて、お客さまにより良い満足を提供する仕組みを創ることが最大の仕事です。わたしが店長のときにはもちろん、自分で考えたことをそのまま行動すれば良かったのですが、エリアマネージャーでは、店長に伝えて、動いてもらう。当然、100%伝わるわけではないので、難しいと感じることがあります。また、店長とわたしは違う考えを持っていて、店長の方がわたしより素敵な考えを持っていることもたくさんあります。その考えを活かしながら、チームとしてより良い店舗、より良い会社にするために何ができるのか。店長時代よりも楽しみの幅が増えています。

家庭との両立を叶えた再挑戦

再入社のきっかけは家庭の事情でした。先々の子どもの成長や生活を考えると、アルバイトだけではなく、正社員として戻りたいと決意をしました。ただ、再入社の許可をしてくれる部長には「深夜はできるだけ避けたい、土日は子どものサッカーの試合を見に行きたい」と正直に伝えました。断られるかもと思っていましたが、「家庭をもっと大切にしてください。新しい働き方をどんどん進めよう」と背中を押してくれたことが今でもありがたいと感じています。

スケジュールの調整は自分次第。店長もエリアマネージャーも必要な時にはしっかりと休む。休む前にどのような準備ができるのか。これまでのわたしのお店から、わたしのエリアに変わって、楽しみが変わりました。

変わりゆく社風と、変わらない“𠮷野家愛”

離職前も良い会社とは思っていましたが、どこか体育会系の雰囲気が強く、“なめられちゃいけない”と気を張っていたことが懐かしいですね。笑
でも復帰してからは、そのような雰囲気を感じることは全くなく、むしろ、個人を大切にして、女性や家庭の事情への理解が深くなっていると感じ、さらに休みも取りやすくなりました。
昔を知っているからこそ、今は会社がすごく変わったな、飲食業界の中でもワークライフバランスを保ちやすい会社だと感じます。
また、長年働いていて思うのは、“𠮷野家が好き”という社員やアルバイトがとても多いということ。40年以上続けるアルバイトさんや、親子三代で働く方もいるほど、愛着と責任感を持って働く人が集まっています。